今日電車の中でずっと携帯で話している女子高生がいた。はっきり言ってうるさかった。
さすがに見かねた車掌さんが注意した。けど女子高生は聞く耳を持たない。
軽くその状況をまとめてみる。
乗っている電車が空いているのならば、それは昨日よりも早い時間だからだろうか。
そこには目的の駅への時間をそれぞれに持て余す人がいる。
床に座るもの。本を読むもの。ゲームをする。音楽を聴く。自分もその一人だ。
そこに響いてくる一人の女の声――――――。
「 」
―――――ウルサイ。ウルサイウルサイ。メイワクナノガワカラナイノカ。
届いてくる声が一つである以上、それは会話ではないのだろう。
故にソレは携帯電話と呼ばれるモノ。
現代では幅広い年齢層に普及している便利なアイテムだ。
周りのやつらには気にならないのだろうか。否、気になったとしても誰も注意しない。
関わらない。自分には関係ない。世間とはそういうものだ。
気にしなくてはいけないとするならば、それは役職としてそれを遂行する人種。
そう、電車であれば車掌と呼ばれるモノたち。
――――ならば、彼がソイツを注意するのは当然の行動なのだろう。
「電車で通話するほど重要なら、ここで降りて電話を終えて、次の電車に乗りなさい。」
車掌が言う言葉に周りの人間たちも反応して、女子高生を見る。
「友達が死にそうなんですぅ。」
ソレが真実ではないのは誰の目にも明らかだ。
車掌も一歩もひかずに注意を続ける。大したものだ。だが、それが正しい。
「うるさいなぁ。」
女子高生が逆に言い返す。それが注意されている立場の言動だろうか。
ハッ――――コイツは本当に馬鹿だ。自分以外見えていない。なんて愚かで滑稽か。
周りの迷惑は意に介さない。これだから最近のヤツらは始末が悪い。
誰か、コイツにマナーというものを叩き込んでやってくれ。
元よりここは、キサマ一人のための部屋ではないのだから―――!
という感じでした。みなさんもこういうひと見たことありませんか?
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22年くらい生きて色んな所に行ってると結構遭遇しますよ。
常識ってのは通じる人たちの間でしか常識じゃないんですね・・・。かなりがっかりです。