最近学校でやっている卒業制作展の準備。プログラマーとしてはα版提出に間に合わせたいのだが、気持ちがはやっても行動が追いつかない。そして全体の進行が２～３週間くらい遅れている。作業予定表通りに進んでいないのだ。

そもそも出だしが遅れたせいもあるのだろう。メンバーがなかなか集まらずゲームの企画書がまとまらなかった。誰が悪いと言える権利も資格も俺にはもちろんない。だが、確実に言えるのは一人一人がもっと自覚と責任を持つことが重要なのだということ。

そして、最近メンバーたちが少し険悪なムードが漂っているように感じる。友人同士のチームというのは先輩たちの例では仲違いしやすいと教師も言っていた。最初はそんなことないだろうと安易に考えていたが、やはり実際はちょっとしたことが頭に来てしまうものだ。あまり表には出さないように心がけてはいるが、そのせいで余計な心労を抱えているのも事実。もともと心配性なので誰か欠けるとどうしたのかと、考え込んでしまうことも多い。

もちろんそれだって俺一人のものではないはずだ。誰にだって形は違えど似たように感じる部分はあるのだろう。イライラは心配の裏返しなのかもしれない。むしろそうであることを信じたい。そうしないといつか自分たちの繋がりがバラバラになってしまうかもしれないのだ。

俺も今これを書いていて少し胸のつっかえが取れた感じがする。やはりどこかで自分の感情をさらけだすことも重要なのだろう。昔からそうやって来た。誰かに話すことで解決する悩みもある。「誰にも言えないだろう」ということは無い。その「誰か」をこれから作っても遅くはない。そうすることで絆というものはいくらでも強くなる。

「ああ、自分だけじゃないんだ」そう思うことができれば心はもっと軽くなるだろう。